舞い散る花の導く先に
私は稽古着へと着替えて部屋を出る。
呉「あ、そうだ・・・」
土方さんに昨日のお礼を言わなきゃ!!
私はそのままお部屋へ向かおうと思ったが、せっかくだからとお茶を入れてから向かう。
歩いていると土方さんの怒鳴り声が聞こえる。
土「ばかやろう!!出直してきやがれ!!」
そっと見ているとひとりの隊士が出てくる。
あれは、一番隊の・・・・
私に気づかずに彼は歩いていく。
その瞳にあるのは怒りではなく憎しみ。
そう、なにがなんでも敵を殺すときの武士の目をしていた。
呉「あの人のこと、少し気を付ける必要があるわね」
私のなかの濃姫の感がそう考えさせていた。
そしてわたしはとんとんと障子を叩く。
土「誰だ?」
中から聞こえてくる声は不機嫌もの。
だけど私は臆することなく声を発する。
呉「土方さん。呉羽です。」
土「呉羽?入れ。」
すっと襖を開けて入る。
呉「あ、そうだ・・・」
土方さんに昨日のお礼を言わなきゃ!!
私はそのままお部屋へ向かおうと思ったが、せっかくだからとお茶を入れてから向かう。
歩いていると土方さんの怒鳴り声が聞こえる。
土「ばかやろう!!出直してきやがれ!!」
そっと見ているとひとりの隊士が出てくる。
あれは、一番隊の・・・・
私に気づかずに彼は歩いていく。
その瞳にあるのは怒りではなく憎しみ。
そう、なにがなんでも敵を殺すときの武士の目をしていた。
呉「あの人のこと、少し気を付ける必要があるわね」
私のなかの濃姫の感がそう考えさせていた。
そしてわたしはとんとんと障子を叩く。
土「誰だ?」
中から聞こえてくる声は不機嫌もの。
だけど私は臆することなく声を発する。
呉「土方さん。呉羽です。」
土「呉羽?入れ。」
すっと襖を開けて入る。