誰も知らない私の秘密☆
魔法バトル
 私は、ある日の昼休みに愛音ちゃんに呼ばれて、二人で、屋上に行った。愛音ちゃんは、真面目な顔をしていた。堅苦しすぎるよ・・・。小夜香~助けて~・・・・・・。
「ねぇ、魔衣香ちゃんってさ、領介君のことが好きなの?」
私は、突然の質問に、返す言葉が見つからない。私って、領介のこと好きなのかな・・・。
「別に・・・好きじゃないと・・・思うよ?」
「それなら、あまり、領介君に近づかないでくれるかなぁ。」
「何で?」
「私の存在が、目立たないじゃない。」
私は、愛音ちゃんと、話をしているとき、とても大きな音がした。
ドーン!
音が大きいからか、学校が少しだけ揺れたような気がする・・・・。
何?地震?私は、愛音ちゃんが気になって、愛音ちゃんのいた方向を見たのに、愛音ちゃんがいない。どこに行ったの?その3秒後くらいに、
「きゃぁーーーー!」
「助けてーーー」
これは、明らかに地震の時にあがる悲鳴ではない。何かあったのかな。私は、屋上から、下をのぞいてみた。私の教室から、煙が出ている。私は、急いで教室にかけて行った。どうか、みんなが無事でいますように。やっと教室についた。私は、ドアの外から、そーっと、中の様子を見てみた。私が、見た光景は、人間ではない何かの影を見た。どこかで、見たことがある顔だった。あの顔は、愛音ちゃんだった。私は、すぐに屋上に駆け上がり、姿を変えた。
 次に、教室に行ったときには、少しのざわつきがあった。それも、悲鳴ではない。何かあったのだろうか。私は、教室を除くと、そこには、もう一人の魔法使いの姿があった。領介だった。どうして?何で領介がそんなことをしているの?犠牲になるのは私だけでいいのに・・・私は、涙が出て、視界がぼやけた。今は、泣いている場合ではない。私は、1秒でも早く・・ううん。0.01秒でも早く領介を助けたい。私は、そう決意し、涙をふくと、教室の中に入っていった。その時に、クラスのみんなが、一斉に私のほうを見た。領介もこちらを見たが、その瞬間だった。愛音ちゃんが、領介を鋭く長い刃物のようなものでリョウスケを貫いた。
「「いやぁぁぁぁぁぁぁ」」
「領介ーーーー」
クラスの男子も、女子も、今の光景を見たら、倒れるものや震えだすものもたくさんいた。
私はその中で、一人愛音ちゃんに話しかけていた。
「愛音ちゃん。今ならもとに戻れるから、こんなことはやめよ?愛音ちゃんも誰かが傷つくのは見たくないでしょ?」
私が、話しかけると、愛音ちゃんは目の色を変えて、私を攻撃してきた。私は、まず、空に舞い上がり、愛音ちゃんを空におびき出した。そこで、領介が全学年のみんなを、グラウンドに集め、結界を張ってくれていた。
「領介!ありがとう!」
私は、領介にお礼を言うと、また愛音ちゃんに向かって話をした。
「愛音ちゃんは、私の話を聞く気はないということ?なら、私も本気で行くから・・・」
私は、スピードを上げて、みんなから少し離れた場所に愛音ちゃんをおびき寄せた。愛音ちゃんは、ものすごいスピードで私を追いかけてきたため、ストップをかけることができず、そのまま地面へ落下した。私は、いけたと思ったが、そんなに簡単に倒せるはずもなく、気が付いたときにはもう、私の背後にいた。
「え?きゃっ!」
私は、殺気の、倍のスピードで壁に叩きつけられた。翼が痛い。だけど、みんなを、領介を守らなくちゃ。私は、再び立ち上がり、愛音ちゃんに攻撃を仕掛けた。
 もうだいぶ、愛音ちゃんも、ダメージを受けてきたらしく、あまりたっていることができなくなっていた。その時に、最後の力を使ったのか、私に、ものすごいスピードでこちらへ向かってきた。もうだめ・・・。
「大丈夫か!?」
「領・・・介・・・」
私は、目の前を見ると、領介が、私の前に立ちはだかってくれていた。私は起き上がると、領介の隣に並んで、最後の呪文を唱えた。その瞬間に、愛音ちゃんは悲鳴をあげて消えて行った。
「みんな、大丈夫?」
「魔衣香ちゃん、領介・・・二人は何者なの?」
私は、その質問に、覚悟を決めて、答えた
「魔女だよ・・・領介も私も・・・。」
みんなは、まだ信じることができていないのか、私たちに返す言葉がない、でも、小夜香が
「魔衣香、ありがとう」
と言った瞬間に、他の人も落ち着きを取り戻したのか。自然と笑顔を作っていった。私は、傷を負っている人のところに行って、その人たちの傷を治していった。
「「魔衣香ちゃん、ありがとう!」」
「でも、私は、みんなに、正体がばれちゃったから、この学校にはいられないかな・・・。だって、みんな私みたいな人がいたら迷惑でしょ?」
私は、泣きながら、みんなに言った。すると、沢山の人が
「どうして私たちが困るの?」
「魔衣香ちゃんがいてくれたほうがいいなぁ私は」
「俺も魔衣香がいてくれたほうがいいぜ!」
私は、泣きながら、みんなのところに行った。そして、みんなを私の翼で覆った。私は、この日のことを絶対に忘れない。
 あの事件から、すでに、1年がたち、私たちは2年生になっていた。私は、この桜中学校で生活している。みんなは私を受け入れてくれたから。領介も私と同じ桜中学校で、日々を楽しく過ごしている。でも、あの人少し違うことがある、みんなが、私たちのことを語化しているような気がする・・・・・・・。
「ねぇ、二人とも付き合ってるんでしょ?」
「お互い両思いなくせに!」
「「違う!」」
「あははははっ!」
これから、このうわさが断ち切れるまでにどれくらいかかるのだろう。でも、私、この中学校に来てよかったな。
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