あの夏で





久しぶりに保健室に続く、廊下を歩いて、あの保健室の扉を開けた。





「みなみ」




「なに?」




みなみは俺に顔をむけず、たんたんとパソコンになにかを打ちこんでいた。





「俺たち別れよう」





「…えぇ……」





小さい声だったけど、保健室のなかがしーんとしていたため。






ちゃんと聞こえた。






「じゃあね、先生」





俺とみなみの、恋がおわった-------。








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