あの夏で





「おい大丈夫か?」




香月のおでこに手をやるとほんのり温かかった。





「んー…まぁ熱はないな!」




「……当たり前じゃん。あんたがあんなことするのがわるいんじゃん」




「ん?なんか言った?」




ぼそぼそと香月が言った。




いつもははっきりという香月が…珍しいな…。




「なんでもないわよ」





「あ、そう。コンビニついたぜ」




それからクラス全員分の朝食を買って学校に帰った。











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