月光花の守人
命はひとつ
まぶしい。



窓から差し込む光で目が覚め、体を起こす。



いつもと変わらない朝。



昨日の事がすべて夢のように思える。



“……何に、見える?”



ただ、最後にマナトが言ったあの言葉が、ずっと気になっている――少女が軽くため息をついた時、母が部屋に入って来た。



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