冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
別に咳してるわけじゃなくて、喉が痛いわけでもない。
ただ眠いだけ。
そんなことが、1週間くらいずっと続いた。
『でね!?圭くん、あたしが寝てる間にすごくお腹触ってくるの!』
「へ〜!なんか見た目と全然違うね」
奏未と電話中。
それでも突然眠気が襲ってくる。
『…だからね?あたしは寝てるときに触るんじゃなくて、起きてるときに触ってって言ったの』
「‥‥え?なんで?」