冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
『えぇ!?本当に?
お父さんっ!ちょっと!』
お母さんに電話すると、
耳元から明るい声が聞こえて。
一緒に聞いていた隼斗は、
珍しく笑っていた。
『じゃあお母さん、隼斗くんがいないときはなるべくそっちに行くようにするからね。
つわりとかは?大丈夫?』
「うん、今のところはね。でもたまにご飯食べれなくなるときあるけど…」
そんなときは、隼斗が作ってくれたスープとか、
すっぱい果物を口に運んでいた。