冷血な旦那様と新しい恋 【完結】




「お帰り。
あたしも…充電‥‥」



隼斗の肩に寄っ掛かって、大事な充電タイム。



「日向、またずーっとぐずってたのに、隼斗がきたらコロッと笑って。
ママなのに…」


「……俺はそうは思わないけど」



「‥‥え…なんで?」



「…家族が揃ったから、泣き止むんじゃない?」



「‥‥そうかな」


「俺は、そう思うよ」


「…もしかして、あたしを傷つけないようにわざと柔らかく言ってるんじゃ…」





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