不良だらけの危険なバイトッ☆
かあああぁっ///
体温が一気に上昇する。
たった二文字の言葉なのに、どうしてこんなにも恥ずかしいんだろう。
どんなに想っていたって言葉にしなきゃ伝わらない。
伝えたかったんだよ…
この気持ちを。
顔を真っ赤にして隼人を見つめる。
「ありがとな」
隼人はそう言って優しく髪を撫でてくれた。
そして…もう一度強く、
あたしを抱きしめたんだ。
ドォオーンッ
二人を祝福するかのように花火だけが夜空に咲いていた。
その宝石のような輝きをバックに
「目閉じろ」
隼人の優しい声が聞こえる。
そのまま唇に落とされたキスは…
すごく幸せな味がしたんだ。