不良だらけの危険なバイトッ☆
「バテんの早」
クスッと笑う隼人の声が聞こえたときにはあたしはもう肩で息をしている状態だった。
ぜぇはぁと息を整えながら見つめる隼人は涼しい顔をしていた。
慣れてる…のかな。
そう考えると少しずるいって思った。
「ま、夜はこんなんじゃ済まさないけどな」
悩殺スマイル。
不覚にもきゅんとしてしまう。
やっぱり隼人はずるいよ。
あたしばっかりこんなに夢中になっちゃってるもん。
「とりあえず、温泉行ってこいよ。ここの風呂、めちゃくちゃいいらしいから」
そう言って浴衣とタオルを差し出してくれた。
「う、うん」
まだほんのりと赤い頬のまま、あたしは温泉に向かうことにした。