不良だらけの危険なバイトッ☆
びっくりして思わず振り返る。
湯けむりでよく見えないけど…
「こっち来てよ、一哉君っ、ユキ」
大きく手を振る小柄な男の子。
今、一哉君、ユキって言ったよね。
名前まで同じなんて偶然があるはずない。
…まさか。
嫌な滴が額をつたっていく。
「わかったから、そんなはしゃぐなって」
おおらかに笑うこの声も知ってる。
目を凝らしてよく見るとそこにいたのは3人、そしてマスターの姿。
「うそっ」
あたしは思わず口に手を当てる。
「ん、今声がしなかったか?」
や、やばぃっ!!!
あたしは慌てて岩の陰に隠れた。