不良だらけの危険なバイトッ☆
「いただきます」
ふーっと冷まして口に運ぶ。
卵のふわふわの感触とチキンライスの特製の味付けが口の中に広がった。
「んーっ、おいしい♪」
スプーンを動かす手が止まらなくなる。
「ほんとおいしそうに食べるね。喜んでもらえたみたいでよかった」
「だってこれすごくおいしいですもん。ありがとうございます~」
ほっぺに手を当てながら顔をほころばせるあたしを見て服部さんは満足そうな表情を浮かべていた。
「でさ……、莉子ちゃん」
「はい?」
「…君が悩んでいることって何?俺でよければ話聞くよ」
優しそうな口調で慎重に問いかけられる。
目をぱちくりさせるあたしを見て服部さんは大きく頷いた。
隼人のこと…
ユキ君のこと…
悩んでいるけど、相談していいのだろうか。