不良だらけの危険なバイトッ☆
近くの看板を見て思った。
緑ヶ丘…
たしかここはユキ君のバイト先がある近く。
あれから大分時間が経って、そろそろユキ君もバイトに来る頃だろう。
でも、辺りを見回してもカフェとかコンビニとかバイトできそうな場所は見当たらない。
どの店で働いているかもわからないし…
あんなにあたしを拒絶していた。
顔を合わせるのは正直辛いかもしれない。
そんなことを考えながら交差点の手前、
赤信号であたしは立ち止まった。
その時のことだった。
「きゃあああああっ」
スクランブル交差点の斜め向こう。
誰かの叫び声と共に辺りがざわつき始めた。
なに…
放心状態のまま顔を上げる。