不良だらけの危険なバイトッ☆

「それに…」


「……」


「問題はこれからじゃねえの」


そう言って隼人はそっぽを向いた。


これから…


その言葉にどれだけの重みがあるのか、あたしも隼人も重々承知だ。



この複雑な三角関係もいよいよクライマックスということ。


ついにきたんだ。


決断の時がー…



バクンバクンと鳴り響く心臓の音はもう隼人にまで聞こえてしまいそうで。


震える足を支えるのがやっとだった。



「で、お前はどうするの?」


「……」


「俺のところに来るか、ユキを取るか…選べよ」


この世界はなんて残酷なのだろう。


「あたしは…」


声も手も足も…全てが自分のものじゃないみたい。


壊れそうなほどに心に何かが突き刺さった。

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