不良だらけの危険なバイトッ☆
…隼人の笑顔が思い浮かぶ。
それはじらじらと薄れていって…
やがて、消えた。
隼人が暴走族なんて…そんな。
「……」
ユキは何も言わず俯いている。
「隼人には隼人の事情があるんだろうな…」
「でも、俺たちは隼人のプライベートなんか何も知らないしっ!!!」
「遼、だからって俺たちに何ができる?」
服部さんが藤堂君を制止した。
「それは……」
何も知らないから。
結局あたし達にできることなんてない。
そういえば、隼人がここにいる理由さえも聞いたことがなかった。
弱さを見せない人だから…
隼人の過去も、今も…
あたしは何一つ知らないままで。