不良だらけの危険なバイトッ☆
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「黒虎…か」
いつも和やかな雰囲気のカフェも今日はまるでお通夜だ。
みんなが神妙な顔つきでテーブルを囲む。
「ねぇっ、黒虎ってあの黒虎?」
「あぁ」
「そんな……」
藤堂君が真っ青な表情を浮かべる。
「まさか…隼人がそんなところに…ねぇ」
答える服部さんも下を向いたままだった。
「あのっ、黒虎って何なんですか?」
「ああ、莉子ちゃんが知ってるはずないよね」
「はい」
服部さんは苦笑いした後、まっすぐあたしを見た。
「暴走族だよ。それも超一流の組織。悪名高いって有名なんだ」
「暴走族…」