不良だらけの危険なバイトッ☆

………


残す敵は


…ただ一人。


自分でもわかるくらい残酷な笑みを浮かべて、


目の前の男を見据えた。


「お前にしては上出来じゃないか」


余裕たっぷりの表情。


「清和…」


「でも、お前の快進撃もここまでだ」


そう言って清和が腕を上げる。


俺に向けられている、それは…


銃口。


マジで殺す気でいるな。


でも…


「それはどうかな」


俺だってこんなところでくたばるわけにはいかない。


「強がりめ…どのみちお前に未来はないだろう?」


「…ふっ」

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