不良だらけの危険なバイトッ☆
そんなに顔が見られたくなかったのかな…。
私は自分の着ているコートに視線を落とす。
…コートまで、置いてっちゃった。
「ん…?」
そのコートのポケットが厚い。
お兄ちゃん、お財布忘れて行っちゃってる。
大事な物、入ってないといいけど…
中を空けると、お金はほとんど入ってなかった。
バイトばかりしてるのに…
それはきっと私の病院代に使ってくれてるんだろうな。
少しだけ泣きそうになる。
一枚もお札なんて入ってないお財布…
…あれ?
私は札入れの奥に小さな紙を見つけた。
これは…写真?