私のお兄さんはシスコンです

ー土曜日ー

はい。今真理宅にいまっす

相変わらずでっけーし広いなー

そういえば、私がバイトする理由になったの直兄のあのカメラだっけー

たくっ安月給め…

「桃香あんた黒いな…」

おわっいつのまにっ!

「さっさと行くよ」

「へーい」

今から行くのは言うまでもなくバイト先のカフェ。

高そうな高級車に乗って向かう

「客どもに茶を沸かすのかめんどくせーな」

「お前、それ、よそで言ってみろ。一発でクビだ。」

桃香のキャラがどんどん腹黒になっていく

そんな茶番をやっていたらいつの間にかついていた

「ここだよ」

大人ぽっいな。さすがNo.1

少し眺めていたら、

「んじゃ、私もういくから。店長によろしく♪」

「えっ!?ちょっと、待っ…」

嫌味にも高級車に乗って去ってしまった

普通親友をバイト先に紹介する時帰ってしまう
奴がいるだろうか?





真理が張本人だな。


さて、どうするか

すると、誰かに声をかけられた

「君、誰?」
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