私の甘ぁい初恋
(瑞生は昔っからだけど・・・低血圧で朝に弱いんだ・・・)

困ったもんだよね~と蓮は苦笑い。。。

でも私はちょっと安心?したかな。

あんな美人にこんな欠点があったなんて


瑞生ちゃんのご機嫌をとりながら

私たちは教室へ向かった。


すると・・・

「キャッ!」とか「ねぇ、メアド交換しない?」とか

聞こえてきたのは女子たちの大歓声。

「小百合ファイト!」

「え?」

なんだか蓮に励ましのお言葉をいただきました。

・・・その意味がわかりました。

あぁ!もう!なんで?これじゃ私の席に着けないじゃん!

群がる女子たちの中心には・・・あの不良君。

私の席はその不良君の隣だから・・・

当然その輪の中に私の机と椅子があるわけで....

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