恋愛恐怖症

「だ、だだ誰??」

急に体が震えだした。

男の前だと、やけに緊張してしまう。

「こりゃ相当重症だな!」
男集団は、こう言って、廊下へ出て行った。

「葉瑠っ!!今のって…!」
「全然知らない人…てか何で名前知ってんの??」
私そんなに有名だっけ??
「何言ってるの!?校内イケメンナンバーワンの黒柳翼じゃんっ!!」

えっ??

確か…時々、女子たちが噂している…。

え―!!!!

「何でそんな人が私に…。」

「まぁ…葉瑠は、毎回テストで首位にいるんだから名前くらいは知られてるでしょ。」

何で??どうして??

噂通りって…??

私噂されてるの!?

この謎は、家に帰り、姉の話で明らかになった。
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