一直線な人気者
関係ないのに………どうしてこんなに気にするの?気になるの?


もう自分で自分の気持ちが分からなくなって、気分が悪い。


まるで大きい鉛を丸ごと呑み込んだ様な感じだ。


「バカ私……生身の人間が鉛なんか呑み込めるかっての……」


自虐的に呟いてから、スクッと腰を上げる。


1人で廊下にいたら、少しずつ先程までの凄い緊張が鎮まって来ていた。


ケータイで時間を確認してみると、只今HR真っ最中の時間。


結麻と真琳には“1時間目が始まる頃に戻って来る”って言ってあるし、何とか先生を誤魔化してくれていると思う。
< 251 / 363 >

この作品をシェア

pagetop