一直線な人気者
いつまでも黙ってても、何にもならない。


そう考えて先に口を開いたのは、オレだった。


「桃妃ちゃん……今日さぁ、ずっとオレの事避けてたよね?」


ズバリ核心を突くと、桃妃ちゃんの体がビクッと揺れた。


――――やっぱり……避けられてた。


もしかしてたまたま用事があって1日話せなかったとか……バカみたいな期待していたオレって、マジでバカだ。


グッと右手を握って拳を作る。


「避、避けてなんか無いよ……」


動揺しまくっているのに、桃妃ちゃんはウソをつく。


桃妃ちゃん……


なんでウソつくの………?
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