愛を叫んで地に堕ちて〈全イラスト41枚つき恋愛ホラー〉
燃え上がる教会の奥から、神父が一人。
腹を押さえ、よろめきながら、茂吉に向かって歩いて来た。
どうやら、二人が、この教会に押し入るときに制止して、茂吉に腹を刺された神父の一人らしかった。
神父は、致命傷を受けて。
そこから、ぼたぼたと血を垂れ流しながら、茂吉にすがりつき、彼を真正面から見た。

「あなたたちは……っ!
一体、なんということをしたんですか……!」
「お前たちに、何の恨みも無いが。
この人魚は、もらって行く」
そう言って、神父を蹴散らして。
最後に見た、金髪の人魚を、抱き上げた茂吉を止めようとして、神父が言った。
「なぜ!」
「なぜって、そりゃあ、お前。
人魚の肉を食って、不老不死ってヤツになりたいからだろ?」
……俺は、御免だけどな。
そう、茂吉がつぶやいた声を聞かずに、神父が叫ぶ。
「そんな!
あなたたち二人は、必要無いじゃないですか!
もう、とっくに、不老不死のくせに……!」
「「……何だと?」」
思いがけない神父の言葉に、今度は、茂吉と晶左の声が重なる。
腹を押さえ、よろめきながら、茂吉に向かって歩いて来た。
どうやら、二人が、この教会に押し入るときに制止して、茂吉に腹を刺された神父の一人らしかった。
神父は、致命傷を受けて。
そこから、ぼたぼたと血を垂れ流しながら、茂吉にすがりつき、彼を真正面から見た。

「あなたたちは……っ!
一体、なんということをしたんですか……!」
「お前たちに、何の恨みも無いが。
この人魚は、もらって行く」
そう言って、神父を蹴散らして。
最後に見た、金髪の人魚を、抱き上げた茂吉を止めようとして、神父が言った。
「なぜ!」
「なぜって、そりゃあ、お前。
人魚の肉を食って、不老不死ってヤツになりたいからだろ?」
……俺は、御免だけどな。
そう、茂吉がつぶやいた声を聞かずに、神父が叫ぶ。
「そんな!
あなたたち二人は、必要無いじゃないですか!
もう、とっくに、不老不死のくせに……!」
「「……何だと?」」
思いがけない神父の言葉に、今度は、茂吉と晶左の声が重なる。