正反対のキミ。∥


何だろうと首を傾げると、ゆっくり顔を近づけて囁いた。

「負けたから、お仕置き。ね?」


甘く低い声が私の耳をくすぐる。

しょうたろうのキスは変わらない。



少し自分勝手だけど優しい。
他の人にキスされたこと無いから分からないけど、私はこの優しいキスが本当に大好き。




しばらくして、ゆっくりと唇が離されてお互いに酸素を吸い込む。



「じゃぁ、ご飯食べ「何言ってんの?仲直りもしな「それは夜ね。」

「祷のエッチー。」


なにこの小学生的ノリ。
今まで超かっこよかったのに。


「はいは.....」








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