ナツメ
猫が喋ったぐらいの衝撃なのだろうか。

そうだ。
今わたし、ナツメに反抗した。
はじめて彼に逆らった。

それならそれで怒ればいい。
怒鳴って殴って躾ればいい。

なのに、ナツメはなんにも言わない。


わたしは、ただただ泣き、ナツメは、ただただ戸惑うばかり。


ナツメ。

わたし、あなたが好きなんだ。

好きなんだ。
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