叶恋

斉藤くんとの距離



…次の日



「斉藤くん、おはよ。」



「あ、えーと、庄野ね。おはよう。」



やった!
斉藤くんが名前覚えててくれた。

すごい嬉しい。


「なにそんなに嬉しそうた顔してんだよ。名前くらいで。」



「いや、やっと覚えてもらえたので…嬉しくて。」



「やっぱり面白いやつだな。」



斉藤くんがに笑われた。


ちょっと悔しかったけど、いつもの斉藤くんよりずっと本物の笑顔に近かったから、すごく嬉しかった。









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