いつもの日常
11日目「いつもの後悔」
「川、行きたかったわねぇ~」

ため息混じりに、ミキが嫌みに言う。

「しょうがないでしょ、だって――」

「何がしょうがないだ、川に行く日が補習で行けなかっただけだろ」

言い訳をしようとするマイの言葉を遮り、チサがマイに現実を叩きつける。

「まぁまぁ、その日だけしか予定をあけてなかったあたしらも悪いんだし、なっ、ソーマ」

「なぜ俺に振る!? まぁ、俺は行けても行けなくてもどっちでもよかったんだけど、アイツがな……」

ソーマは言い、隅に縮こまってブツブツと言っているユウを、哀れみの目で見る。

「見たかったなぁ……ミキさんの水着姿、でも楽しみはとっておいた方が……あははははぁ……」

「ユウったらそんなにわたしの水着を……」

「かなり重症だな……」

「最後の笑い不気味だよユウ兄……」

「なんか、空気が重いな……」

各自思い思いの言葉を口にする。
< 33 / 44 >

この作品をシェア

pagetop