わたしの彼氏はヴィジュアル系バンドマンでした。


「こんにちは。
僕、悠妃っていいます。
今日はいきなり来ちゃってごめんね。」




声が惹かれちゃうくらい優しい。

「…こんにちは。
森下兎亜です。」

「ね、悠妃、兎亜実物も可愛いでしょー!」


実物も?

「うん。阿里に見せてもらったプリクラより
ずっと可愛くてびっくりした」

プリクラって…

「ちょっとお姉ちゃん!
プリクラ見せたの?!」

「え、うん。
この前一緒にメイドのコスプレしたプリ見せちゃった☆」

えぇー…
よりによってコスプレしたやつって…


涙目になりながらもう一度お姉ちゃんを睨む。

「そしたらこいつね、兎亜のこと
めっちゃ可愛い!って言ったから
じゃあ会わせてあげるーって
連れてきちゃった♪」



は?
???

全く事態が飲み込めない(´・ω・`)



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