変わらない想い

「トモキ君とは
何もないですから・・・

一緒に寝てただけで
何もありませんから・・・」




「信じられるわけないでしょ!」




アヤカ先輩の
怒りと悲しみ


シュン君から
裏切られたことを思い出させ



私・・・


シュン君と
同じことしてるんだよね


たとえエッチしてなくても

一緒なんだよね・・・


裏切られた時の
悲しみ、苦しみ


私が一番分かってるのに




「オレは、セイラのこと
本気で愛してるから

アヤカには悪いけど
別れてくれるよな」



私は
トモキ君の部屋を飛び出した。


アヤカ先輩
ゴメンなさい・・・


家に戻り
部屋で泣いてしまった。





夕方



♪~♪~



アヤカ先輩からだ


怖い・・・



「・・・はい」




「今から二人で
話ししたいんだけど

セイラの家に行ってもいい?」




「はい・・・」




20分程で
アヤカ先輩が家に来た。


部屋に入り



「セイラ、トモキのこと
どう想ってるわけ?

正直に答えて!」




アヤカ先輩の
真っ赤な目、震える声


私は・・・



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