変わらない想い
マサヤ達と別れ
シュン君の家に。
夕方になり
晩御飯のお手伝い。
包丁を持ち
玉ねぎを切ろうとしたら
「セイラちゃん
玉ねぎは
おばちゃんするから
セイラちゃんは
鶏肉炒めてくれる」
「はい」
シュン君は
リビングから
こっちを見ては笑って
「母ちゃん、セイラに
包丁持たせるな!
危ね~から」
「失礼な、大丈夫だもん」
「セイラちゃん
後は、おばちゃんするから」
「はい・・・」
シュン君の
お母さんは
簡単に玉ねぎを
てぎわよく切っていく。
私、もしかして
邪魔だったのかな?
「セイラ、部屋行こう」
「・・・うん」
部屋に入り
「シュン君
私、お手伝い
何もできなかった・・・」
「気にするな
包丁持つ手が
ぎこちないから
母ちゃん
ハラハラしてたしな
セイラは
何もしね~でいいから」
「後片付けぐらいはできるよ」
「皿洗い
セイラがするか?」
「うん、する」
皿洗いなんて
小学生でもできる
私なんか
ぴっかぴっかに
洗ってやるんだから。
意気込みだけは
誰にも負けない。