あなたの こども うみたい
翌日
「オンマ、ただいま。」

「おかえりなさい。」

「オンマ、これからシウ君のおばあちゃんになってもらうから。」

いきなり、切り出した。

「ええ!そうなの?

 まあ、おばあちゃんはいやねぇ。」

「そっか、兄さんとこには、まだ子どもがいないから、

 僕が先で、びっくりした?」

「そうよ、びっくりもびっくり!

 でも、なんて呼んでもらおうかしら?

 今から考えておくわ。

 お父さんに報告しなくっちゃ。

 ジョンフンもミサキさんも、早く早く。」





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