花街妖恋
後書き~という名のウラバナシ&ネタバラシ
 あれれ~? 左近にしては超特急で仕上げたにも関わらず、他のかたよりもだんちで遅くゴールした、ウサギの昼寝なしで普通に競争したバージョンの亀野郎、藤堂 左近でございます。
 皆の執筆スピード、異常よっ( ̄3 ̄)

 さてこのお話は企画モノ。
 泉ヒカル様&小松ヤコ様主催イラスト先行無茶ぶり企画参加作品でございます。
 ヤコ様が指定した絵にお話をつけるという企画。

 nekonekoさんのイラストを見た瞬間、「妖幻堂にぴったりじゃん」と思ったお陰で、そこから抜け出せなくなってしまいました。
 ということで、またも企画モノやっちゅーのに番外編。
 本編にあまり食い込んでない九郎助を使うことになりましたとさ。
 ちなみにこの話は、本編よりもかなり昔々の話と思ってください。

 で、この話、舞台は花街です。
 左近の時代物は全てが『京の都』がモデルですが、これもそうです。
 よってこの花街は、島原遊郭のつもりです。

 しかし。言わなきゃ気づかれないかもしれませんが、島原の資料が全然少ないため、吉原とごっちゃになっている部分も否めませぬ。

 そもそもこの『玉菊』という遊女自体が、吉原の花魁です。実在の人物です。
 何でこの人を使ったのかに理由はないんですが、左近の苦手な名前を考えてたときに、この名前だけが、すっと降りてきたのです。
 それから検索してみたんで、実在の人物だったってのは、決めた後に知ったんですがね。
 あまりにすっと降りてきた名前だったので、そのまま使うことにしました。
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