花街妖恋
 吉原遊女の玉菊さんを島原遊郭にお越し頂いたので、遊女の階級も島原式に『天神』にしました。
 あとは言葉。
 ほんとはこんな普通の喋り方、遊女はしませぬ。
 廓言葉を使うべきですが、これまた吉原と島原は違うだろうし、いかな左近が関西人とはいえ舞妓さんらが喋る花街言葉に自信はないので、あえて普通にさせてもらいました。
 好きに脳内変換をお願いします。

 九郎助については、これもまぁ・・・・・・実在といえば実在。
 九郎助稲荷は本当にあります。ただし、吉原にね。
 ただ黒狐とか、火伏せの神性とかは、左近の設定だと思われます。

 最後に玉菊が、心の字に結んだ帯は解かない、と言いましたが、これこそが島原と吉原の大きな違いだと左近は思っております。
 何故なら島原遊女は、吉原と違って身体は売らないから。
 島原全部がそうだったのか、また全部の階級がそうであったのかは残念ながらよくわかりませぬが、少なくとも上級遊女はそうでした。
 島原の太夫が売るのは芸のみ。

 とはいえ、心底惚れた客とか、身請けが決まった相手には許したかもしれませんな、ということで、玉菊の帯を解けるのは、九郎助だけ、と誓ったわけです。

 ・・・・・・ここまで後書きで説明する奴も珍しいな( ̄∀ ̄;)
 すみません、技量がないばっかりに、そこまで本文で表現できているのか不安なもので。
 単に語りたがりってのもありますが。
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