彦一様に今日も夢中!!
冷たいけど優しい彦一様


「待ってくださぁい。彦一様っっ!!」



走って追いかけると、運良く彦一様の姿を発見。




よかった………追いついた…………。




あたしの声に気付いたのか、彦一様は辺りを見渡し、誰もいないのを確認。




そして、冷たい視線を向けながらこち
らに歩いてくる。




なっなななんか、恐い………怒らせるような事したかな?




「そんな恐い顔してどうしましたか?」




「どうしましたか?だと……。記憶力とゆうものがお前にはないのか?俺に話かけるなって言わなかったか?」




「あっ………。」




そういえば………言われた気がする。





あの時、浮かれすぎて忘れていた……てか
あんまり聞いていなかった。




そんなに嫌われるもんなの?さっきまでのテンションとは逆に気分が落ちていく




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