座敷わらしのしのぶちゃん♪
「社長、これお返しします。」
「何だっけ?これ。」
・・・・・・
あのねぇ。
社長が私にどや顔で渡しましたよね?
「例の隠し部屋のリモコンです。」
「ああ、それね。ん~、しのぶちゃん適当にしてよ。結局、それ使わないし。」
「・・・・・・・・・」
今すぐ、このリモコンを事務所の窓から放り投げてやろうかと一瞬迷う。
だけど、今日は晴れの日だしね。
そう、何と社長とアキさんが結婚する事になったんだ。
きっかけは、この前のボヤ騒ぎでクサヤ臭くてとても家に住めないって、困っていたアキさんを社長が自分の家に呼んだんだって。
後でアキさんから聞いたんだけど
「お前と暮らしたい訳じゃないぞ。子猫のミイちゃんが路頭に迷うのを見ていられないからだ。勘違いするな。」
社長……
小学生じゃあるまいし。
何となく、前にアキさんが年を取った幼馴染みがどれだけ厄介かって言ってたけど、少しだけ解ったような気がした。
「何だっけ?これ。」
・・・・・・
あのねぇ。
社長が私にどや顔で渡しましたよね?
「例の隠し部屋のリモコンです。」
「ああ、それね。ん~、しのぶちゃん適当にしてよ。結局、それ使わないし。」
「・・・・・・・・・」
今すぐ、このリモコンを事務所の窓から放り投げてやろうかと一瞬迷う。
だけど、今日は晴れの日だしね。
そう、何と社長とアキさんが結婚する事になったんだ。
きっかけは、この前のボヤ騒ぎでクサヤ臭くてとても家に住めないって、困っていたアキさんを社長が自分の家に呼んだんだって。
後でアキさんから聞いたんだけど
「お前と暮らしたい訳じゃないぞ。子猫のミイちゃんが路頭に迷うのを見ていられないからだ。勘違いするな。」
社長……
小学生じゃあるまいし。
何となく、前にアキさんが年を取った幼馴染みがどれだけ厄介かって言ってたけど、少しだけ解ったような気がした。