座敷わらしのしのぶちゃん♪
「な~んか、何とかサスペンスとかみた~い♪実は愛人に会長、殺されたとかぁ~キャハッ」
新人が先輩の頭を殴る事を、この場に限っては許してもらえる気がする
「君には後を継ぐ権利はない。見ろ、この書類を」
と言いながら愛人は黒いバックから書類を出して棺桶の上にバンッと広げた
棺桶の上に広げちゃいかんでしょ
「この遺言書には次男である、由宇が継ぐ事になっているわ!」
ずっと黙っていた妻がヒステリックに言うと
「マジで!?母さん俺、無理だよ。やりたいことあるし…勝手に決めんなよ」
ずっと興味無さそうに椅子に座ったままだった高校生が急に立ち上がって言った
「由宇、心配するな。兄ちゃんが上手くやってやるから。お前はお前のしたい事しろ、なっ?」
すかさず誠之助さんがいう。この人やっぱり笑うと優しい顔しているなぁ
「とにかく、今まで好き勝手してきた人間に兼先グループの資産を任せる訳にいかないんだ、この金髪ピアスのーーークズやろうが」
愛人がその言葉を吐き捨てるように言い終わると同時に私の手が動いていた
ガツンッ
愛人の男の顔を思いっきり、グーで殴っていた
新人が先輩の頭を殴る事を、この場に限っては許してもらえる気がする
「君には後を継ぐ権利はない。見ろ、この書類を」
と言いながら愛人は黒いバックから書類を出して棺桶の上にバンッと広げた
棺桶の上に広げちゃいかんでしょ
「この遺言書には次男である、由宇が継ぐ事になっているわ!」
ずっと黙っていた妻がヒステリックに言うと
「マジで!?母さん俺、無理だよ。やりたいことあるし…勝手に決めんなよ」
ずっと興味無さそうに椅子に座ったままだった高校生が急に立ち上がって言った
「由宇、心配するな。兄ちゃんが上手くやってやるから。お前はお前のしたい事しろ、なっ?」
すかさず誠之助さんがいう。この人やっぱり笑うと優しい顔しているなぁ
「とにかく、今まで好き勝手してきた人間に兼先グループの資産を任せる訳にいかないんだ、この金髪ピアスのーーークズやろうが」
愛人がその言葉を吐き捨てるように言い終わると同時に私の手が動いていた
ガツンッ
愛人の男の顔を思いっきり、グーで殴っていた