A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「わたしの・・・?」
「美樹も見たよね。俺は他の人間が持っている能力を引き出す力がある。だから教えてあげたいんだ、美樹の本当の力を」
いちいち呼び捨てにされるのか、気に入らなかった。
だが、和也の言っていることが少し気になる。
美樹も見たよね。
彩が追いかけても追い付かなかった友香の力は・・・この永野和也という男によるもの。
だけど、もうひとつ心当りがある。
「遊園地の男の子・・・あの子も」
アヤカシにパワーを送っていた男の子。
和也は、笑いながら頷いた。
だが本当に、そんなことが出来るのだろうか。
そんな疑問を見透かすかのように、和也は言った。
「重要なのは媒体になる人間の気持ち。不信感・・・マイナスの感情、憎しみ。そんな人間って、扱いやすいよね」
遊園地の男の子。
その能力を友達から化け物と呼ばれ、いじめられていた。
「美樹も見たよね。俺は他の人間が持っている能力を引き出す力がある。だから教えてあげたいんだ、美樹の本当の力を」
いちいち呼び捨てにされるのか、気に入らなかった。
だが、和也の言っていることが少し気になる。
美樹も見たよね。
彩が追いかけても追い付かなかった友香の力は・・・この永野和也という男によるもの。
だけど、もうひとつ心当りがある。
「遊園地の男の子・・・あの子も」
アヤカシにパワーを送っていた男の子。
和也は、笑いながら頷いた。
だが本当に、そんなことが出来るのだろうか。
そんな疑問を見透かすかのように、和也は言った。
「重要なのは媒体になる人間の気持ち。不信感・・・マイナスの感情、憎しみ。そんな人間って、扱いやすいよね」
遊園地の男の子。
その能力を友達から化け物と呼ばれ、いじめられていた。