A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「淋しいとか、思わないでね」


 目を伏せて、美樹は静かに言った。
 何の事か分からずに、彩は、次の言葉が出てこない。
 朝日がゆっくりと昇ってきて、夜の終わりを告げる。
 その朝日に照らされて、美樹の身体が光に包まれて行くのに、彩は気が付いた。


「美樹?」
「大丈夫、ちゃんとあなたを見ているから。ずっと一緒にいようって言ったでしょ? 出来れば、一生」


 こっちを振り向いて、美樹は静かに笑う。
 彩の鼓動が早くなる。
 だんだん輪郭がぼやけていく美樹。


「何だよ・・・一緒にいようって言ったじゃん・・・」


 彩の頬を、涙が伝う。
 美樹は、微笑んだまま彩を抱き寄せた。
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