涙恋~片思い恋愛〜
「今度、雪見先輩のこと、紹介してよ、ねっ!!」


姫歌は、大興奮で話すと、台所へ行った。

うちの両親は、離婚していて、俺は母親に引き取られた。

母親は、仕事で忙しくて、家を空けることが多い。

そんなときに、姫歌は俺のご飯を作ってくれる。



あとで、美奈にメールしとこうかな。

いつも、姫歌には感謝してるしな...


そう思って、美奈にメールした。


「涼太、ご飯できたよぉ!!」



キッチンから、姫歌の大声が聞こえる。

いいにおいが漂う。


今日は、きっとオムライスだな。



「今行くー!!」


俺は、姫歌にそう告げると、送信完了画面を見て、キッチンへと急いだ。



「いただきますっ!!」


俺は、姫歌と声を合わせてそういいながら、オムライスを食べた。
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