涙恋~片思い恋愛〜
「拓真、急に走り出すなら言ってくれよー...」

食堂に着くと、涼太が息切れしている。

もちろん、俺も息が切れてしまった。


「そういえば、桃香ちゃんのこと本当に好きなのか?」


食堂の席に着くと、涼太が聞いてきた。

やっぱり、誰かに見られてたか_…


見られてはいけないことをしたわけじゃない。

それなのに_…

彼女に知られていたら...

そう思うだけで、胸が痛くなる。


これが、恋なのだろうか_…

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