【完】あたしのとなりの不良くん
あたしは若干引き気味に海里を見た。
「んん?何かついてるか?」
ペタペタと顔を触り始めた。
「?何もついてねぇじゃねぇか。何だよー千尋~」
……。
…あたしは“ついてる”なんか言ってない。
「あ、アイス!…てめぇ、話し逸らしたな…?」
「は…?」
「何とぼけてんだよ…くそ!」
は…?
なんであたしがそんなこと言われなきゃいけないの?!
「逸らしたのはあんただろーが」
「ありゃ?そうだったっけな…?」
んー。と首を捻りながら、頭をボリボリかいてる海里。