先輩と恋する私





「ではみなさん、体育館に移動しますよー?」


あぁ、入学式か...。









体育館に移動して女子一列、男子一列ごとに並ぶと
ちょうど私は、陸斗君の隣になった。




入学式からイケメン運強いなぁ...私。






「兄貴に何貰ったの?」


「え?あ...メアドだよ...。」



小声で答える私。







「へぇー、兄貴がなぁー。」


にやっと笑う陸斗君。




なに何々〜!?






「名前は?」


「私!?」


「他に誰がいんだよ。」


ですよねー。


「木下桃花です。」


「そ、俺は相馬陸斗。陸斗って呼べな?んで、あとでメアド渡すから。」





えっえっえ...!?



全く状況がつかめないんですが...。



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