僕らは妖怪 ~妖怪編~
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夜中の1時、一人の女子高生、真っ暗な道、携帯に集中してこちらに気づかない。
ニヤッとして、後ろから襲おうとした。
女子高生は右に曲がった。
女子高生を追いかけ、今度こそ、今度こそと呟いた。
これで今日で6人追いかけた。しかし中々襲えなかった。
この一週間でたぶん50人以上は追いかけた。
ドンっ
「あ、すみませ…」
「あなた?女子高生を追いかけるとかいい度胸してるね」
顔を上げると、
金色の9本の長い尻尾、巫女の服装、目は金色、整った顔立ち、髪は腰より長く、満月の光を浴びて金色に光っていた。
「……っっっっ!!!」
おばけ?!幽霊?!!言葉が出なかった。とにかく後ろを向き逃げた。
「待ちなよ」
彼女はニヤッとして男を襲った。
そこから男の視界は真っ暗になった。男は二度とこの世には目覚めないだろう…
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