【短】可愛い彼女3
次の日
キスマークを付け記憶が無かった萌華に昨日の出来事を話した
そして帰り道
抱っこされている萌華に
「なぁ、萌華
昨日のキスマーク消えそうだから付けてくれない?」
と言うと
「けーくんのキスマークまだちゃんと残ってるよ…?」
「うーん…
萌華の俺に対する好きって気持ちが足りなかったのかな〜」
ちょっといじめてしまった
軽い気持ちだったのだが
「けーくんなんて嫌いっ!!!!
もかはけーくんだいしゅきだったもんっ…!!!」
かなり怒らせてしまった
「萌華!!
ごめん……」
「けーくん嫌い!!!」
泣き出す萌華を宥めるが泣き止んでくれなくて
ホントは萌華がどれだけ俺を好きでいてくれてるかなんてわかってるのに…
毎日、毎日
けーくん、けーくんって呼んでくれて
ちょっとでも離れると泣いちゃう寂しがり屋で
いつでも抱き着いてくる甘えん坊で
「萌華ごめん…
軽い気持ちでからかって…
でも、萌華がどれだけ俺の事を好きでいてくれてるかなんてわかってたのに」
すると
「もか、けーくんしゅき……」
俺の胸に顔を埋めている萌華の頭を撫でながら
世の男性陣よ
女性はデリケートだ…!!
からかうのはよくない…っ!
番外編
キスマーク事件 END