センチメンタル*ガール



あたしはその姿を見ながらも、またふとんをまた頭まで被りながら



本当に小さな小さな声で



「だって……佑輔と一緒に寝るとドキドキしすぎて



……眠れなくなっちゃうんだもん」



と言った。



すると、佑輔はあたしの言葉に今度はふとんを剥ぎ取らずに



「何そんな可愛いこと言ってんの。不意打ちすぎだから」



と照れた声をあたしに降らせた。



< 274 / 326 >

この作品をシェア

pagetop