かけがえの無いもの
タイトル未編集


「勇次ー!!」

朝から大きな声が響く。


「…ん。」

ソファーの上から髪を寝癖てうねらせ
眠そうに目をこする男。


「早く起きて!!掃除できないでしょうが。」


毎日ほぼおなじ光景がみれるであろう。
いい加減わたしも疲れてくる…


「わーてるよ、うるせえなもうちょっと優しく出来ねぇのか?」


ソファーからのそのそこちらに
歩いてくるバカ男。


「文句あるなら自分で起きてよね!!」


なんでも屋をやっている私達。
この事務所はこいつ…私達のリーダーでもある勇次が借りている。


メンバーは合計8人いていつも笑いが耐えない。


ユウジ
リーダーの勇次。
顔はいいほうだろう。
性格は基本なんでもめんどくさがる
極度のめんどくさがり屋。
仕事の時だけは違うけどね。
勇次とは高校からの付き合いだ。


「おい、一花俺の机はほっとけっつっただろ。」


「うるさい!!汚すぎてお客様に見せられない。」


勇次の机の上はいつも汚い。
変な本とか置いてあるし!!
ほんと信じられない…


「一花、お茶ー」

「忙しい!!」


イチカ
一花。
それが私の名前。
基本昔からお世話係とかされられる
みんなのサポートが私の役割。
勇次が仕事を手伝わせてくれないからね
まぁ、ほとんど勇次の世話だけどね


「一花ー、俺の本は?」

「すてた。」

「はぁ!?」


いつも通りの光景。
毎日繰り返されるケンカ。
飽き飽きしてるけどこんな時間が好きな
私は病気かな?


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