forever love
トン。
「…!?」
「そなたは1人か?」
「…えっ。あ、あの…!」
どうしよう!まだ、気持ちが落ち着かない。
「大丈夫だ。私はそなたを救いにきた。
辛かっただろう。もう大丈夫。落ち着いたか?」
女の人みたいな顔つきだなぁ…。
おかげで少し落ち着いた。
「あ、ありがとうございます。」
「だが、見ない服装だな。どこから来たのだ?」
…!どこから。
この国で住んでる町を言ったって分かるはずがない。
「…。まぁよい。そなた、名は何と申す?」
「…夕陽。」
「夕陽。しばらくゆっくり休め。足もケガをしているようじゃ。」