forever love

馬車に乗り彼の屋敷で少し休んだ。

「夕陽様。」

「!?は、はい!」

「あ!すみません。私は爽樹様の遣いの詩菜と
申します。爽樹様から様子を見るようにおうせつかわりました。

ご気分はいかがですか?」


「大丈夫です。」

「ケガの治療をしに参りました。」

「大丈夫です。こんな傷。」

「よくありませんよ。女の子は可愛らしくなくては。」

詩菜は私の膝に消毒液で浸した綿を優しく治療してくれた。

詩菜も十分綺麗な人だった。

まつげも、長くて色も綺麗でとても麗しい人だった。
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