forever love

――ヒュ〜〜

涼しい風が私達をなびいた。

「っくしゅん!」

「そなたこそ風邪をひいてはならぬ。
今日はもう帰ろう。」

彼は上着を脱いで私に貸してくれた。

「…ありがと。」

満月に照らされた道は草も木々も鮮やかに際立っていて幻想的だった。
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